医療法人社団 沢井クリニック

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苦しくない内視鏡検査について

鼻からの胃カメラは本当に苦しくない?

従来の経口内視鏡の直径は約9.2mmですが、当院の極細スコープは5.9mmと約半分のサイズのFUJIFILM製の上部消化管スコープEG-740Nを導入しています。

最新極細タイプ電子スコープ 挿入部径約5.9mm

経口内視鏡はスコープが舌の根元(舌根)に触れ、咽頭反射(嘔吐感)が起こるのですが、鼻から挿入することにより舌根に触れにくいためこうした嘔吐感がほとんどありません。

舌の付け根にスコープが当たると吐き気を感じます。
舌の付け根にスコープは触れません。

苦しくない鼻からの内視鏡の安全性について

内視鏡検査をした場合、心拍数は上がりますが経鼻内視鏡の方が上昇がゆるやかです。
また、血中の酸素飽和度が経口内視鏡に比べ優位に高く心臓への負担が少ない検査なのです。また経鼻内視鏡は会話も可能なため、患者様自身の不安感も少なく、それゆえ少ない鎮静剤の量にて楽にかつ安全に検査を受けていただけます。

横向きで内視鏡検査を受ける様子

内視鏡の方法、時間は?

鼻からの内視鏡の場合は、鎮静剤の有無を患者様と御相談の上、使用するか否か決めます。
当院では98%鎮静剤を使用しております。麻酔薬は年齢・体格・不安度により患者様お一人お一人にあった最小限度の麻酔を使用するよう心掛けております。
内視鏡検査はすべて内視鏡専門医・麻酔標榜医の資格を持つ院長が施行し、事故は1例も起こっておりません。
検査時間は5~10分程度です。
また、どうしても鼻からの内視鏡に抵抗のある方は経口からも施行しております。(当院では97%の方が鼻からの内視鏡を受けられております。)

大腸内視鏡検査の場合は、経鼻内視鏡と違い100%鎮静剤及び鎮痛剤を使用し、痛みの少ない内視鏡を心掛けております。検査時間は約15~30分です。切除可能なポリープに対しては日帰り手術をしておりますのでその場で切除いたします。切除は痛みを伴いません。

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